エンゼルス・大谷 フェンウェイ・パークで7回無失点3勝&2安打1打点「素晴らしい球場」
ア・リーグ エンゼルス8ー0レッドソックス ( 2022年5月5日 ボストン )
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二刀流の「聖地」で輝いた。エンゼルスの大谷翔平投手(27)が5日(日本時間6日)、レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で出場し、今季最長の7回を投げ無失点、無四球で11三振を奪い、今季3勝目を挙げた。打者では2安打1打点。1912年開場でメジャー最古の球場フェンウェイ・パークで投手が4番までに名を連ねたのは、当時レ軍で元祖二刀流のベーブ・ルース以来103年ぶり。またも偉大な歴史を掘り起こした。
香りは今も残っている。ルースが1914年にデビューし、「僕にとって憧れの存在」という松坂大輔氏のかつての本拠を、大谷は「ずっと見ていた球場」と話していた。初めてマウンドに上がり、圧倒的なパフォーマンスを見せた。
「観客も近いですし、お客さんもたくさん入っている。熱(気)もあるし、素晴らしい球場だなと思った」
フェンウェイ・パークで投手が4番までに名を連ねたのは1919年9月20日のホワイトソックス戦に「4番・投手」で出場したルース以来、103年ぶり。ルースは本格二刀流として最後の登板だった。現代の二刀流は今季最多99球を投じ、5回に今季最速100・3マイル(約161・4キロ)を計測した。
20連戦の14試合目。「イニングを長く投げられるように。一人一人どんどんゾーンの中で攻めていこうと思っていた」。ストライクは81球で自己最高、先発投手で今季メジャー最高の81・8%。3ボールは1度だけだ。7回2死一塁からストーリーを98マイル(約158キロ)直球で4打席連続空振り三振に仕留めると、クルッと1回転し、2度雄叫びを上げた。
1試合で奪った29個の空振りも今季メジャー最高。快投を生んだのは1分間あたりの回転数が今季最高2525を記録した直球の切れ味だ。一流の部類に入る2500回転を今季初めて超えた。ストライクを先行させた分、6安打も浴びたが、バックスピンの利いた直球には伸びがあり、長打は二塁打2本止まり。宝刀スプリットや横滑りするスライダーも生きた。1日に張りを訴えていた右股関節の状態が懸念されたが、翌2日にスタメンから外れて休養したのも奏功。「投げる時は(張りは)ない。マウンドでも感じなかった。走塁の時は(スピードが)若干緩んだりするけど」と投球には影響せず、打っても2安打1打点と貢献した
。
1918年のルース以来の「2桁勝利&2桁本塁打」どころか、サイ・ヤング賞も期待させる投球。投げ合った42歳、メジャー18年目の先発左腕ヒルは言った。「メジャー最高の選手。我々は目撃できていることに感謝すべき。100年間見られなかったことで、今後100年見られないかもしれない」。ルースの聖地での躍動。二刀流の先人が力を与えてくれたのか――。大谷は「それはあんまりないと思いますけど」と照れくさそうに笑みを浮かべた。(笹田幸嗣通信員)
○…大谷のストライク率81・8%、空振り数29は、いずれも自身最高で、今季大リーグの先発投手で最高の数字(1イニング限定のオープナーを除く)。ストライク率は4月14日のガウスマン(ブルージェイズ)の80・7%を、空振り数は4月25日のバーンズ(ブルワーズ)の26を、それぞれ上回った。
○…大谷がフェンウェイ・パークで記録した安打は、1973年のア・リーグDH制導入以降の先発投手では2人目。1996年5月23日マリナーズ戦でのロジャー・クレメンス(レッドソックス)以来で、同戦でレ軍は8回からDHを解除した。
≪ルースは1919年から登板を嫌がるように≫レッドソックス関連の多くの著書で知られるグレン・スタウト氏によれば、ルースは13勝&11本塁打を記録した1918年当時から、打者専念を熱望。しかし、投手不足のレ軍は投手としての能力を買う一方、三振が多いこともあって打者としての信頼度は低かった。ルースは翌19年になると登板を嫌がるように(先発は18年19→19年15に減少)。「勝手に休みを取って、お金をもらって他のエキシビションゲームに出ていた」(スタウト氏)など、奔放な行動がチームにとって扱いにくい選手になったという。同年12月にヤンキースへ移籍し、以降の登板は年間1、2試合にとどまった。
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