広島 延長11回に島内つかまる ボール先行から甘い変化球痛打に佐々岡監督「そこが彼の課題」も責めず

[ 2022年5月7日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-4DeNA ( 2022年5月6日    マツダ )

<広・D>11回1死一、二塁、神里に勝ち越しの適時三塁打を打たれた島内(撮影・奥 調)
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 主戦の大瀬良からつないだ救援バトンは延長11回に暗転した。延長12回の末にサヨナラ負けを喫した4月2日の中日戦以来、今季2度目となる延長での敗戦。開幕から7戦目にしてDeNAに今季初黒星を喫した広島・佐々岡監督は「粘りはあったと思う」と淡々と振り返った。

 5番手の島内が誤算だった。先頭・戸柱の安打と犠打で1死二塁とされ、途中出場の神里に決勝点を献上する右中間三塁打。ボール先行から甘いチェンジアップを痛打される結果に、指揮官は「そこが彼の課題。まぁ、僕が出しているわけだから」と責めなかった。

 打順を考慮してか、ホームでの戦いでは通常なら同点の9回に投入する守護神・栗林を延長10回に回し、8回ケムナ、9回ターリーと新パターンの継投を披露。佐々岡監督は「中継ぎ陣はよく踏ん張ってくれた。明日からまた頑張ります」と言って締めた。 

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2022年5月7日のニュース