阪神・矢野監督、打線改造も不発「状態の良い選手が少ないんでね」

[ 2022年5月7日 17:09 ]

セ・リーグ   阪神1-2中日 ( 2022年5月7日    バンテリンD )

<中・神>7回1死、左飛に倒れた大山(3)の向こうで厳しい表情の矢野監督(左)(撮影・北條貴史)
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 小刻みな継投の前にわずか1得点に終わり中日に連敗を喫した阪神・矢野監督は試合後、元気のない打線に悩ましげな言葉を並べた。

 5番に山本、不振の大山を6番に降格させて打線を改造。2回に大山が詰まりながらも中前に運ぶ同点適時打を放ったが、見せ場はここだけだった。「状態の良い選手が少ないんでね。何かきっかけが欲しいんやけど、なかなか見えてこない」。山本をプロ初の5番に据えたことはつなぎを意識してかと問われると「つなぎというか…。ちょっと説明が難しい」と話すにとどめた。

 前夜の青柳をはじめ、この日も投手陣は奮闘しているだけに「打線が点を取れれば連勝とかできるような状態ぐらいピッチャー陣が頑張ってくれているので。1人、1人が状態を上げていくっていうことがまずは先決だけど。その中でも打順を変えたり、選手を代えたり、きっかけが欲しいところやけど。かといって試合は待ってくれない」と厳しい表情のまま球場をあとにした。

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2022年5月7日のニュース