巨人・岡本和の顔面付近を襲う149キロ速球に東京ドーム騒然 坂本、吉川が負傷離脱中

[ 2022年5月7日 14:43 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年5月7日    東京D )

<巨・ヤ>初回、顔面に近い球をよける岡本和。投手・高橋(撮影・河野 光希)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(25)がヤクルト戦(東京D)に「4番・三塁」で先発出場。初回に回ってきた第1打席で149キロの直球が顔面付近を襲い、スタンドが騒然とする場面があった。

 0―2で迎えた初回、2死三塁で入った第1打席だった。2球で2ストライクと追い込まれたが、3球連続ファウルで粘った後の6球目。相手先発左腕・高橋が投じた内角高め149キロが岡本和の顔面付近を襲った。とっさによけてボールとなったが、150キロ近い速球があわや顔面付近に死球かというボール。巨人は主力に負傷離脱が相次いでいることもあり、スタンドは騒然となった。

 それでも岡本和はマウンドへ一瞬視線を走らせただけで、冷静そのもの。次の7球目、内角チェンジアップにも腰が引けることなくファウルにすると、8球目の151キロ直球も内角へ。これにも動じず、冷静に見送った岡本和は結局、ファウルで粘ってフルカウントまで持ち込んだ後の10球目スライダーに空振り三振に終わった。

 巨人は攻守の大黒柱である坂本勇人内野手(33)が4月30日の阪神戦(東京D)で7回の守備中に右膝を痛め、5月1日に右膝内側側副じん帯損傷と診断されて今季初の登録抹消。さらに「1番・二塁」に定着し、ここまでリーグ最多安打、リーグ2位の打率でチームを支えてきた吉川尚輝内野手(27)が4日の広島戦(マツダ)で8回に左肩甲骨付近に死球を受けて6日に登録抹消となっている。

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