「何ができるか探してやっていくしか」 阪神・矢野監督、借金11に打開策を模索

[ 2022年4月10日 17:05 ]

セ・リーグ   阪神0-1広島 ( 2022年4月10日    甲子園 )

<神・広> 僅差で敗れ、神妙な表情の矢野監督 (撮影・後藤 大輝)
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 借金が早くも11に膨らんだ阪神・矢野監督は「全然打てないという感じには見えなかったんで、そこで仕留められなかったことがチームとしての課題」と唇を噛みしめた。

 初回に先頭の近本が11試合連続安打となる中前打で出塁したが、中野との間で機動力も使わず、送りバントの構えも見せないまま強攻して遊ゴロ併殺で逸機。7回、佐藤輝の右中間二塁打を足場に2死三塁としたが、6番糸原で勝負し、二飛。8回1死一塁での代打ロハス・ジュニアも左飛に倒れ、遠藤を攻略することができなかった。9回1死三塁でも栗林に対して、佐藤輝が空振り三振、大山も空振り三振で追いつくことはできなかった。

 矢野監督は「個々の調子を上げてくれというだけではダメ。俺らも何とか。何ができるか、声を出すとか応援するとかアドバイスを送るとか、いろんなことがあると思うけど、そういうのを探してやっていくしかないんかなと思う」と言葉を選びながら、コメントをしていた。

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2022年4月10日のニュース