二松学舎大付 聖光学院の猛打に40年ぶり春初戦突破ならず エース・布施が5回途中6安打7失点

[ 2022年3月20日 18:09 ]

第94回選抜高校野球大会第2日第3試合 1回戦   二松学舎大付3-9聖光学院 ( 2022年3月20日    甲子園 )

<二松学舎大付・聖光学院> 5回(聖)1死満塁、布施は佐山に2点適時二塁打を打たれる(撮影・大森 寛明)
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 第94回選抜高校野球大会第2日は20日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第3試合では二松学舎大付(東京)が聖光学院(福島)に3―9で敗れ、準優勝した1982年以来、40年ぶりの春初戦突破はならなかった。

 
 二松学舎大付は初回、先発したエース左腕・布施が先頭四球と死球から走者をためると、4番・山浅、5番・安田の連続適時打と押し出し四球で3点を失った。5回にも先頭安打と自らの失策、四球で1死満塁とすると9番・佐山に2点適時二塁打を浴び降板。2番手・辻も1番・赤堀に2点適時打、3番・三好、4番・山浅にも連続適時長短打を許し、この回一気に6点を失った。3番手・大矢はその後4回を無失点と奮闘した。

 打線は3点を追う4回に捕逸で1点。8点を追う6回二死二塁に5番・小林の右前適時打で1点、7回にも二死二塁から1番・藤岡の中前適時打で1点と追い上げたが及ばなかった。

 ▼二松学舎大付 市原勝人監督 初回が全てだった。春は難しい。落ち着かないまま終わってしまった。選手は満足いっていないのではないか。夏に向けて反省をして自信をつけて頑張りたい。

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2022年3月20日のニュース