浦学・高山“有言実行”大会1号!「打てる捕手」リードも満足

[ 2022年3月20日 05:30 ]

第94回選抜高校野球大会第1日第1試合・1回戦   浦和学院4―0大分舞鶴 ( 2022年3月19日    甲子園 )

<浦和学院・大分舞鶴>4回、中越え2ランを放つ高山(撮影・井垣 忠夫)
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 攻守の要がうれしい大会1号だ。浦和学院が1点を先制した4回無死三塁。5番・高山維月(いつき=3年)が、バックスクリーンへ2ラン。14年の神村学園(鹿児島)山本卓弥以来8年ぶりの開幕戦での本塁打となった。

 「入った瞬間は緊張で周りを見ることができなかった。緊張した中でもフルスイングできて良かった」。前日、祖母には「バックスクリーンへ打つ」と電話で予告。有言実行の一撃に「“打てたよ”という一言を掛けたい」と声を弾ませた。

 昨春、志願して外野手から捕手に転向。「打てる捕手になりたい」と攻守両面のレベルアップを目指した。捕手としても宮城の完封勝利を好リード。「直球の質が良いので軸にした」と強気な配球に満足げだった。(柳内 遼平)

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2022年3月20日のニュース