西武右翼手・愛斗がオスナを「ライトゴロ」 「アイコンタクト。信頼関係です」昨年は好捕でトリプルプレー

[ 2022年3月20日 15:29 ]

オープン戦   西武―ヤクルト ( 2022年3月20日    ベルーナD )

<オープン戦 西・ヤ>7回1死二塁、オスナの打球を素早く一塁へ送球し右ゴロに仕留めた愛斗(撮影・尾崎 有希)
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 西武・愛斗外野手(24)が「ライトゴロ」に仕留めた。1―1の7回1死二塁で、オスナが宮川から放った強い打球は右前へ。右翼手の愛斗はチャージしながらワンバウンドで捕球し、強肩で一塁へ送球した。オスナは足からベースに滑り込んだが、悠々とアウトのタイミングだった。珍プレーに本拠地のファンから拍手が送られた。

 守備力に定評のある愛斗は昨年8月14日楽天戦で、無死一・二塁のピンチで右翼後方への浅村の大飛球を背走しながら好捕。一、二塁走者共に飛び出していて、二塁、一塁とボールを転送してアウトにする3年ぶりの「トリプルプレー」を完成させている。

 ▼愛斗 (7回のライトゴロ)今日プレーは「体が反応した」という感じです。あの打球で、僕がこういうチャージをしたら、ランナーは3塁で止まると思いました。と同時に、呉さんが1塁ベースに入るのが見えたので、投げようと判断しました。常に、走塁コーチの手を回させないチャージを心掛けていますし、隙をつきたいと思っています。それは1塁を守る方にも伝えていて、アイコンタクトをとっています。信頼関係ですね。ベンチに戻ってからも、呉さんに「ありがとうございます」と伝えたら、「あそこは入って良かったよね」という会話ができたのも良かったです。

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