阪神　育成左腕の渡辺と岩田がアピール合戦！　支配下登録へ揃って“吉田正斬り”

オープン戦   阪神1－2オリックス （ 2022年3月20日    京セラD ）

＜オープン戦　オ・神＞6回2死で登板した渡辺は吉田正を三振に仕留める　（撮影・奥　調）
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　支配下登録を目指す阪神のダブル左腕が火花を散らした。

　6回2死で吉田正を迎えた場面で投入されたのは背番号128の渡辺。2球で追い込むと最後は5球目の直球で空振り三振に仕留め「吉田は大学の後輩でもありますが、あれだけの打者ですしリスペクトの気持ちは強い。スライダーだけじゃなく、真っ直すぐやツーシームも使って抑えることができれば自信になると思っていた」と手応え十分に振り返った。

　そして1点優勢の9回1死二塁で再び吉田正のところで起用されたのは背番号122の岩田。こちらはスライダーで浅い右飛に仕留めて結果を出した。ともに、開幕前の支配下登録を目指してアピールを続ける2人。揃っての“吉田正斬り”で一歩も退かなかった。