大リーグで初めて電子機器を使ってサイン伝達 選手にも好評「SiriやAlexaのよう」

[ 2022年3月20日 21:05 ]

ブレーブスのブライアン・スニッカー監督がタンパベイ・レイズのカイル・スナイダー監督を出迎える(AP)
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 大リーグのブレーブス―レイズのオープン戦で、レイズのバッテリーが電子機器「ピッチコム」を使って投手にサイン伝達を行う試みを実施した。

 サイン盗み防止や時間短縮が狙い。昨季1Aで試験的に導入されたが、メジャーでは初となる。

 捕手は左腕に数字のボタンがついたリモートコントロール端末を装着。ボタンを押して数字を投手に伝えるシステムで、投手と二塁手は防止の中にレシーバーを着けた。

 ボタンを長押しすると球種、コースも伝えられる。捕手のズニーノは「非常に興味深い。ゲームを新しく動かすと思う」。投手のサンダースも「とても使いやすかったよ。(音声サービスの)“Siri”や“Alexa”がどのボールを投げるか教えてくれるようなもの」と気に入った様子だった。

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2022年3月20日のニュース