広島・遠藤 我慢の5回途中4失点 開幕ローテ「最終決戦」で粘りは見せた

[ 2022年3月20日 16:09 ]

オープン戦   広島―ソフトバンク ( 2022年3月20日    マツダ )

オープン戦<広・ソ>4回2死一塁、リチャードを見逃し三振に抑え田中広(右)とグータッチする遠藤(撮影・岡田 丈靖)
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 広島の先発・遠藤淳志投手(22)が4回1/3、4失点で開幕前最後の登板を終えた。

 毎回安打を許す我慢の投球だった。初回は先頭・ガルビスの四球、三森の右前打で無死一、二塁とされるも、柳田、グラシアル、栗原と続く強力な中軸を抑えて切り抜けた。3回1死一、三塁ではグラシアルを遊ゴロ併殺。しかし、2―0の5回に4安打を集中されて2失点(降板後に2点追加され、遠藤は4失点)。上林の右前適時打で同点に追いつかれたところで、森浦にマウンドを譲った。

 今回は、開幕ローテーション入りをかけた「最終決戦」だった。遠藤との一騎打ちで残り1枠を争う小林は、同日のウエスタン・リーグ中日戦で7回10安打5失点とアピールに失敗。この2人の結果を受けて、首脳陣が最終決定を下す。

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2022年3月20日のニュース