江川卓氏、全盛期に大谷翔平と対戦したらどう攻める? 配球と同時に挙げたポイントとは

[ 2022年3月20日 18:30 ]

江川卓氏
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 元巨人で野球評論家の江川卓氏(66)が20日放送のTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。エンゼルスの大谷翔平と自らが対戦した時にどう攻めるかを語る場面があった。

 作新学院時代から怪物と称された江川氏。石橋から「大谷翔平選手に投げてみたいですか?」と問われると「投げてみたいですね。(自分が)24、25(歳)の頃ですかね」とイメージを膨らませた江川氏。どう配球し抑えるかをよどみなく続けた。

 「最初は、まあ振ってこないでしょうけど、外側のちょっと低めのストレートを投げると、打ってもファウル、見逃せばストライクというところに、まずちょっと遅めに投げますよね。目を慣らさせないために」と説明。「2球目はカーブか何かを投げてみて。ボール気味に投げて、反応するか見ますよね。(3球目は)インコースをちょっとボール気味に半個ぐらい投げると、振ってくれればファウルになるしというところ」とした。そして勝負の1球は「追い込めば、インハイのストライクギリギリのところのちょっと内側に入れて空振りに持っていくという感じになるのではないですかね」と語った。

 その上で大事なこととして「やっぱりコントロールが大事なんですよね。(ストライクゾーンから)ボール半個ずつ投げられるかどうか。(ストライクゾーンギリギリから)1個いっちゃうと、(外れれば)振ってこないし、(中に入れば)打たれる。インコースのボールはボール半個ずつ投げられないと駄目なんですよ。あと高さもありますね。ボール1個ずつ」と必要な条件を挙げていた。

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2022年3月20日のニュース