巨人ドラ3赤星、開幕ローテへ前進!OP戦首位の楽天に6回6K1失点 浅村を2打席連続K斬り

[ 2022年3月20日 15:48 ]

オープン戦   巨人―楽天 ( 2022年3月20日    東京D )

<巨・楽>巨人先発の赤星(撮影・久冨木 修)        
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 巨人のドラフト3位ルーキー、赤星優志投手(22=日大)が楽天戦(東京D)で3度目の先発登板。オープン戦首位を走る相手に6回5安打1失点と好投し、開幕ローテーション入りに大きく前進した。

 初回は1死から山崎、浅村に連続四球を与えるなど、いきなり2死二、三塁とした赤星。だが、相手の新助っ人マルモレホスをフォークで空振り三振に仕留め、このピンチを無失点で切り抜けた。

 2回は3者凡退。3回は1死から西川、山崎の連続長短打で再び二、三塁のピンチを迎えた。だが、ここも浅村をカーブで空振り三振に打ち取った後、島内を三邪飛に仕留めて無失点。序盤に2度のピンチを切り抜けた。4回には先頭のマルモレホスに来日初安打となる右前打を許し、1死後、茂木にも中前打されて一、二塁。2死後、昨夏まで巨人に在籍した炭谷にカットボールを右前適時打されて先制を許した。だが、5回は外角高めの147キロ直球で浅村を2打席連続三振に仕留めるなど3者凡退。堂々たるマウンドさばきで、ベンチに戻ると桑田投手チーフコーチにグータッチで出迎えられた。

 5回までで77球。6回も続投となった赤星はこの回も3者凡退に仕留め、ここで降板となった。

 投球内容は6回で打者25人に対して88球を投げ、5安打1失点。6三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは149キロだった。初めての東京ドーム登板に「今日は調子があまり良くなかった中でも6回1失点でまとめらえれたのは良かった」と語った。

 赤星はオープン戦初登板となった2月27日のDeNA戦(那覇)は先発して3回3安打無失点と好発進。2度目のマウンドとなった3月6日の日本ハム戦(札幌D)では2番手として3回を投げ、今川の一発を含む3安打1失点だった。13日の阪神戦(甲子園)は先発して5回4安打無失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、チームは引き分けている。

 【巨人・赤星のオープン戦全成績】
2月27日 DeNA戦 3回3安打0失点 MAX150キロ
3月 6日 日本ハム戦 3回3安打1失点 MAX151キロ
  13日 阪神戦 5回4安打0失点 MAX151キロ
20日 楽天戦 6回5安打1失点 MAX149キロ

4試合 17回15安打2失点(自責2) 防御率1・06

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