上原浩治氏 センバツで誤審認め球審が場内へ異例謝罪に 「丁寧に説明、素晴らしい判断」

[ 2022年3月20日 15:18 ]

上原浩治氏
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 元巨人のエースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(46)が20日、自身のツイッターを更新。同日行われた第94回選抜高校野球大会第2日第1試合の広陵(広島)―敦賀気比(福井)でジャッジをめぐり、球審が場内への説明で「申し訳ありません」と謝罪する場面があったことについて言及した。

 「審判だって人間なんですから…100%の人なんていない。間違いを認めることも大事だと思います。認めてスムーズに進行する。お互いのチームから批判的なことは起きてないし…しかもちゃんと丁寧に説明までしてるしね 素晴らしい判断だったと思いますが…」とつづった。

 広陵の4回の攻撃。無死一塁の場面、8番・大山が犠打を試み、ボールは一塁線へ。一度はファウルになったように見えた打球がフェアゾーンに戻り、守備側の敦賀気比が一塁へ送球して打者はアウト。さらに一走・川瀬が二塁塁審のファウルの判定を見て一、二塁間で止まっていたため、挟まれてアウトとなった。

 しかし、その後審判団が協議。二塁塁審の誤ったジャッジを認め、一走・川瀬を二塁に進めて、1死二塁でプレー再開となった。尾崎球審は場内アナウンスで「打球がイレギュラーバウンドでフェア地域に転がりまして、(球審が)フェアの判定をいたしました。しかしながら、二塁の塁審がそれを誤ってファウルのジェスチャーをして、ランナーを止めてしまいました。守備は捕った打球を、打者走者を一塁でアウトにしようという守備行為でしたので、私たちの間違いです。止めたランナーを二塁に進めてワンアウト二塁で再開したします。大変申し訳ありません」と謝罪した。

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