繰り上げ出場の近江 粘って初戦突破! 9回に追い付き、タイブレーク13回に勝ち越し

[ 2022年3月20日 14:55 ]

第94回選抜高校野球大会第2日第2試合 1回戦   近江6―2長崎日大 ( 2022年3月20日    甲子園 )

<長崎日大・近江>力投する近江先発・山田(撮影・大森 寛明)
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 第94回選抜高校野球大会第2日は20日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第2試合では近江(滋賀)が延長タイブレークの末、長崎日大(長崎)を6―2で撃破した。

 プロ注目の右腕・山田が初回から3回まで先頭打者の出塁を許しながら、後続を抑える粘りのピッチング。6回に2点を失ったが、土壇場の9回に打線が意地を見せた。無死一、二塁で5番・岡崎が右前適時打を放ち、まず1点。さらに2死一、二塁と好機は続き、8番・大橋が右前適時打で同点とした。

 その後は両チームともに無得点が続いたが、延長タイブレークとなった13回に均衡が破れる。無死一、二塁から好投を続ける4番・山田が、自らを援護する会心の左前適時打。さらに3点を加えて4点差とすると、このリードを山田が守って、延長13回の激闘を制した。

 出場辞退の京都国際に代わって、17日に繰り上げ出場が決まった。宿舎の手配が間に合わず、地元・滋賀からの“日帰り甲子園”となるなどドタバタの初戦。それでも選手は京都国際の分まで精いっぱいのプレーを見せて、見事に勝利を手にした。

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