エンゼルス大谷が本塁打王争いを「意識しながらやりたい」と語った理由

[ 2021年9月20日 17:36 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―3アスレチックス ( 2021年9月19日    アナハイム )

アスレチックス戦の6回、セーフティーバントを仕掛けた大谷(ロイター)

 エンゼルスの大谷が19日(日本時間20日)、10日のアストロズ戦登板後に本塁打王争いについて「個人的には意識しながらやりたいなと思っている」と語った真意について語った。

 本塁打王争いはブルージェイズのゲレロが46本でトップを走り、2位がロイヤルズのペレスで45本。44本で3位につける大谷は「そもそも良い打者の人たちが周りでそうやって競っているので、単純にそういう人と競り合えいながらやれること自体まず少ない機会だと思う。(意識しなければ)もったいなとは思いますね」と言った。本塁打王を獲得すれば日本選手初の快挙。ゲレロ、ペレス両選手の本塁打数を日々チェックするなどあえてタイトルを意識してプレーすることで、さらに成長できると信じているからこそ生まれた言葉だった。

 一方、全打席で本塁打を狙っているかといえば、そうではないのが大谷の野球観でもある。19日のアスレチックス戦。2点ビハインドの6回に先頭打者で「一番(出塁の)確率の高そうなのを選んだ」とセーフティーバントを仕掛けた。惜しくもアウトになったが「チームとして抑えられている中で、ブンブンと個人的に振っていくのもしようがない」と説明した。本塁打王のタイトルは「もちろん取りたい気持ちはある」というが、チームの勝利を最優先に置いている。チームのポストシーズン進出の可能性が極めて低くても、だ。

 レギュラーシーズンは残り13試合。本塁打王争いは意識するが、大谷らしく、打って、走って、投げて、全力プレーでシーズンを完走するつもりだ。(柳原 直之)

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