埼玉 浦和学院エース宮城、4回無安打投球でコールド勝利に貢献「小島さんは目標であり尊敬する投手」

[ 2021年9月20日 12:33 ]

秋季高校野球・埼玉大会2回戦   浦和学院10―0熊谷工 ( 2021年9月20日    大宮県営 )

<秋季埼玉大会2回戦 浦和学院―熊谷工>新チームでの公式戦初登板を4回無安打零封と好投したエース宮城
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 浦和学院のエース・宮城誇南(こなん、2年)が4回を1四球だけの無安投球でコールド発進に貢献した。新チームの公式戦初登板でしっかり結果を出し「秋は1人で投げられる体力をつけながら、攻める投球をしたい」と意気込んだ。

 今夏の甲子園2回戦、日大山形戦にも4番手で登板。1回2/3を無失点に抑えたが、当時から背番号1をつけていた以上、満足はしていない。先月31日の練習試合では東海大菅生(西東京)に3失点完投勝利。「体重も1カ月で2、3キロ増えました。筋肉だと思います」と笑った。

 昨日、同校OBで13年センバツV腕の小島和哉(25)がプロ初完封を達成した日本ハム戦をテレビで見守った。「雲の上の存在だけど…。同じ左腕として目標であり、尊敬する人です」と照れくさそうに話した。

 チームは今秋から指揮を執る森大新監督(30)の下、夏春連続の甲子園出場へ突き進もうとしている。この日は帽子の「花文字=G」を森士(おさむ)前監督時代の銀色から金色に新調して臨んだ。左ひざ打撲から実戦復帰した八谷晟歩主将(はちや・せいほ、2年)は「新生・浦学として目前の試合に1戦必勝して、県大会制覇、センバツを目指したい」と声を大にした。

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