広島・佐々岡監督 同点の9回に栗林温存 広島―関東2往復する9連戦影響「最初からケムナと決めていた」

[ 2021年9月20日 21:29 ]

セ・リーグ   広島2-2ヤクルト ( 2021年9月20日    神宮 )

<ヤ・広(19)>森下(右)を労う佐々岡監督 (撮影・森沢裕)
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 森下が8回に2点差を追いつかれ、勝利の可能性がなくなった9回のマウンド。広島・佐々岡監督は栗林を温存した。今季は延長戦がなく、“同点の9回”に栗林以外の投手を起用したのは今回が初めて。広島~関東を2往復する9連戦の3戦目という事情も考慮した。

 「最初からセーブシチュエーションでない以外はケムナと決めていた。まだ7連戦ある中で、セーブシチュエーション以外は…というのは考えていた。(同点での栗林起用は)状況によるときもあるし、週末とかというのは全然ある。それは状況によっては全然ありますよ」

 もしもヤクルトにサヨナラ勝利を献上していれば、阪神と巨人との優勝争いへの影響は避けられないところだった。ケムナは1死からの連打で一、二塁を背負いながら、荒木と山崎を2者連続の空振り三振に退けて11度目の引き分けを完了。安堵(あんど)感をにじませた。

 「9連戦になって栗林の負担も考えたら、同点の場面はあるというふうに言われていた。とにかく名前を呼ばれたらいくしかないので、一球一球全力で行った結果。とにかく毎日必死な感じ。名前を呼ばれたからには結果を出したい」

 佐々岡監督も「ああいうところで投げて、ピンチはつくりましたけど、抑えたことは自信になるだろう。いま勝ちのパターンの中で1番手というのはケムナだろう」とうなずいた。9月に入ってから栗林の登板はセーブを挙げた4日のヤクルト戦と15日の中日戦の2試合だけ。03年の永川勝浩(現投手コーチ)に並ぶ球団新人最多25セーブに王手をかけているだけに、セーブ機会での栗林の登場が待たれる。

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