ヤクルト、ライアン小川快投で首位・虎に2・5差!コロナから復活、“豚肉パワー”で74日ぶり8勝

[ 2021年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―0阪神 ( 2021年9月15日    神宮 )

<ヤ・神>6回2死、代打・糸井から三振を奪う小川(撮影・村上 大輔)
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 力投が報われた。ヤクルト・小川は自身が招いた8回2死満塁のピンチを切り抜けてくれた清水を笑顔で迎えた。7月3日の中日戦以来、74日ぶりの白星となるチームトップの8勝目。エースが戻ってきた。

 「7回終わった時点で監督から“完封しろ”と。本当はあそこからギアを上げて何とか投げきりたかったけれど、仲間を信じて応援していました」

 新型コロナウイルス感染から復帰3戦目で7回2/3を6安打無失点。「2試合、ふがいないピッチングをしていた。やり返したいと思っていた」。この日は先頭打者を5度出塁させながら粘りの投球。最速146キロをマークした直球で、全7三振を奪った。

 7月7日に新型コロナの陽性判定を受けて離脱。練習再開も「息がなかなか戻らない」と体力低下は想像以上だった。首位争いをする中で「無理はさせない」と気遣ってくれた指揮官の思いに応えるためにも、アメリカンノックなど走り込んで体力回復に努めた。

 食事では豚肉を積極的に摂取した。豚肉には疲労回復や夏バテ解消、乳酸の除去などの効果のあるビタミンB1が豊富。球場だけでなく、自宅でも自ら調理して口にした。

 チームの「スミ1」勝利は18年8月28日の阪神戦(甲子園)以来3年ぶり。前回の先発も小川だった。首位・阪神とは再び2・5ゲーム差に縮めた。「混戦なので一つも落とせない。自分の持っているもの全て出し切ってチームに貢献していきたい」。正念場で、背番号29の存在感が光った。(青森 正宣)

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