阪神・俊介の引退会見に原口「僕が1軍に出るきっかけをつくってくれた先輩」戦友、フロントがねぎらう

[ 2021年9月16日 13:23 ]

<阪神・俊介引退会見>引退会見を終え、原口(左)と握手を交わす俊介
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 今季限りの引退を会見で表明した阪神・俊介を、戦友やフロントがねぎらった。

 会見場にサプライズで駆けつけ、新井打撃コーチとともに花束を渡した原口は「公私ともに本当にお世話になって、僕が1軍に出るきっかけをつくってくれた先輩」と感謝。「もっと現役生活を一緒にやりたかったんですけど、これからは俊介さんがもっとやりたかった気持ちを僕が持ってやっていくので、よろしくお願いします」と約束した。

 広島・広陵の先輩でもある新井コーチは「これからの人生の方が長いし、これからの人生の方がもっと大事。何かあったら、何かなくても連絡してきて」と激励した。

 谷本修球団副社長は「阪神一筋で、FA権も取って、残ってくれた。本部長の仕事をやらせてもらい、最初の仕事が俊介の残留だったということで、すごくうれしかった記憶が鮮明にあります。タイガース一筋でやってくれたということを評価していますので、何らかの形で報いたい」と話し、球団側で今後のポストを用意することも検討する。また、9月25日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(甲子園)を「引退試合」とすることが決まった。 

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