阪神・伊藤将 8勝目お預けも手応え「先制されても粘り強く投げ切ることは大事」 6回1失点も無援

[ 2021年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-1ヤクルト ( 2021年9月15日    神宮 )

<虎報用・阪神><ヤ・神(20)>初回、山田を遊ゴロに打ち取る伊藤将(撮影・平嶋 理子)            
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 阪神の伊藤将は役割を果たしても、勝利だけがついてこなかった。6回を5安打に封じながら援護に恵まれず7敗目。立ち上がりに失った唯一の1点が結果的に命取りとなった。

 「初回1点取られて、そこから粘り強く投げられたのは良かったと思います」

 国際武道大時代に何度も腕を振ってきた神宮のマウンドにプロでは初めて上がった。初回は2死二塁から村上に内角141キロを仕留められ、左前へ先制打を献上。前夜も投手陣が3安打1被弾だった“天敵”にきっちり仕事をされた。

 ただし、引きずることはない。2回からは立て直し、4回まで9者連続アウトに打ち取った。8日の対戦では5回3失点だったヤクルトとの2週連続のマッチアップ。「前回は変化球をうまく打たれていたので、今回は攻める気持ちで投げることができた」と直球主体の投球に切り替えて封じた。

 6回2死一、二塁ではオスナを結果的にこの夜最後のボールとなった内角への直球で見逃し三振。矢野監督も「中盤以降はよう粘ってくれたから、こういう試合になった。研究されてきているっていうのは随所にある中で粘れたのも収穫」と左腕の対応力がうかがえた86球を評価した。

 「直球でも差し込んでるところもあったので、次回もそこで押せるように。先制されても粘り強く投げ切ることは大事だと思うので、そこを意識してやっていきたい」

 球団新人では13年の藤浪以来となるセ5球団制覇と8勝目は持ち越しても、次につながる確かな手応えを得た。(遠藤 礼)

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