「イメチェン」トヨタ自動車が快勝発進 長打力と走力に磨き 逢沢が同点打&サヨナラ劇呼ぶ二塁打

[ 2021年9月16日 18:16 ]

第92回都市対抗野球大会 東海2次予選・第1代表決定トーナメント1回戦   トヨタ自動車3ー2JR東海(延長10回) ( 2021年9月16日    岡崎市民 )

2安打1打点で勝利に貢献したトヨタ自動車・逢沢崚介
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 トヨタ自動車が延長10回の激戦を制し、7年連続となる本戦出場へ幸先良いスタートを切った。勝利の立役者は「3番・左翼」でフル出場した逢沢崚介外野手(24)。1点劣勢の7回1死二塁から同点の中前適時打を放つと、延長10回先頭でも快音を響かせた。

 「9回終了後のグラウンド整備で、細山田(コーチ兼捕手)さんから“長打を狙っていこう”と声をかけられました。長打を打てるボールを待ちながらの打席でした」

 2球で追い込まれたが、簡単には凡退しなかった。ファウル、ボールで粘った7球目。左腕・喜久川大輔が投じた内よりのスライダーを見逃さなかった。「甘く入ってきたら、引っ張ろう、と」。イメージ通りのボールをイメージ通りにとらえると、狙い通り右翼への二塁打となった。続く中村健人の投前犠打が失策を誘って、サヨナラの生還。3番としての重責をしっかりと果たした。

 「チームとして取り組んできたことが、出せた試合だったと思います」

 殊勲のヒーローが振り返ったように、らしさを随所に発揮した一戦だった。7月の日本選手権では2試合で1得点しか奪えず、2回戦で敗退。長打力と走塁力のアップを念頭に、都市対抗に備えてきた。サヨナラの場面で失策を呼んだのは、逢沢をはじめ、各選手による強いスライディングが相手守備陣に重圧をかけたからこそ。数字には表れないプレーの積み重ねが、決勝の1点となった。

 主役の座は譲っても、「8番・一塁」で起用された小河諒内野手(27)は2打数2安打2四球で全4打席に出塁。JR東海の先発・戸田公星投手に対して3打席で17球を投げさせるなど、チームが目指すスタイルを体現した。7回から救援したルーキー・長谷部銀次投手(23)が1回を3者凡退に封じ流れを引き寄せると、8回からは嘉陽宗一郎投手(25)が3回を1安打無失点に封じた。

 投打がガッチリかみ合っての勝利。日程が順調に消化されれば、20日に同球場でジェイプロジェクトとの2回戦に臨む。

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