パイレーツ筒香 2打席連続適時打 三塁激走に実況興奮「トリップ、トリップ、トリプル」

[ 2021年9月16日 10:40 ]

三塁ベース上でコーチと談笑する筒香(AP)
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 パイレーツの筒香嘉智選手(29)とレッズの秋山翔吾選手(33)が15日(日本時間16日)ピッツバーグでの「パイレーツ・レッズ」戦に、「2番・右翼」、「8番・中堅」でそれぞれスタメン出場。この日はロベルト・クレメンテデイでパイレーツの選手全員が背番号「21」を付けてプレー、筒香も「21」を付け、クレメンテのポジションだった右翼を守る栄誉を得た。

 筒香はその栄誉に応えた。第2打席は3回1死二塁。78・1マイル(約125・7キロ)の外角カーブを左中間に適時打。左翼手が処理にもたつく間に、三塁へと走った。本塁打を打った時の「ツ、ツー、ツーギオ」のコールで知られるパイレーツ実況のグレッグ・ブラウンさんは、「ツツゴー、シンキングスリー(筒香が三塁に向かいます)。トリップ、トリップ、トリプル(走って、走って三塁打)」と実況。あいにく記録は二塁打となったが、第3打席でも4回2死三塁で、2番手左腕ウィルソンから初球93・9マイル(約151・1キロ)の直球を叩き中前打。2打席連続の適時打となった。

 秋山も第三打席、7回無死一塁で1-1から3番手右腕クールの88・9マイル(約143キロ)のスライダーを打って右前打、無死一、三塁とチャンスを広げた。

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