首位ロッテ 終盤猛攻しのぎ1―1引き分け 51年ぶりM点灯は18日以降へお預け

[ 2021年9月16日 21:59 ]

パ・リーグ   ロッテ1ー1ソフトバンク ( 2021年9月16日    ペイペイD )

<ソ・ロ>9回2死二塁、川島の左前打で本塁を狙った二走・釜元がアウトとなり喜ぶロッテナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 6連勝中の首位ロッテは16日、敵地で4位・ソフトバンクと対戦。終盤に何度も訪れたピンチを無失点に抑え1―1で引き分けた。同日の試合で2位オリックスが楽天に勝利したため、51年ぶりM点灯は18日以降へお預けとなった。

 先発の二木は初回、1死一塁から柳田に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び先制を許す。それでも粘りの投球で5回まで追加点は与えず。6回、2死一、二塁で代打・長谷川を迎えたところで降板。2番手の東妻は長谷川を左飛に打ち取り、ピンチを無失点で切り抜けた。

 打線は3回、無死一、三塁とチャンスを作るも加藤、荻野、菅野と3者連続で倒れ無得点。ソフトバンク先発のマルティネスに6回までわずか2安打と封じられたが、7回に反撃。1死一塁から山口が一塁ベース直撃の安打で繋ぎ1死一、三塁のチャンス到来。続く藤岡の三塁線への痛烈なライナーは、惜しくも松田にダイビングキャッチされたが三塁走者の岡は冷静な打球判断で帰塁し、ダブルプレーとはならず。2死一、三塁となって代打・安田が7球目のチェンジアップに食らい付き、見事な右前適時打でようやく同点に追いついた。

 7回は3番手のハーマンが2死一、三塁のピンチを迎えたが柳田に投じた4球目が捕手・田村が弾き、三塁走者の甲斐が本塁を狙うも、ベースカバーに入ったハーマンとクロスプレーになりタッチアウト。ソフトバンクからリクエストが要求されたが判定は変わらず。

 8回にも4番手の国吉が1死満塁のピンチを迎えたが、今宮を右飛に封じタッチアップを狙って飛び出し、途中で慌てて引き返した三塁走者の上林を本塁からの送球で刺殺。相手のまずい攻めにも助けられると、9回は“守護神”益田が2死二塁のピンチで川島に左前打を浴びるも、左翼手・荻野が本塁へ好返球を見せタッチアウト。終盤3イニングはピンチの連続だったが今季17度目の引き分けに終わり、2位オリックスとのゲーム差は3・5に縮まった。

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