西武・栗山、名球会ブレザー御礼2打点 プレゼンターの自主トレ仲間、野茂英雄氏エールに応えた

[ 2021年9月16日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―3日本ハム ( 2021年9月15日    メットライフD )

<西・日>プレゼンターの野茂英雄氏(右)と笑顔で並ぶ、名球会ブレザーを着用した栗山
Photo By スポニチ

 勝利で花を添えることはできなかったが、西武・栗山はさすがの存在感を見せつけた。1点を追う8回無死二塁で右前に同点打。5回にも貴重な中犠飛を放っていた38歳は「少し重い試合だった。なんとかしたいと思っていた」とうなずいた。

 試合前には通算2000安打の記念セレモニーが行われた。近鉄、ドジャースなどで日米通算201勝を挙げた野茂英雄氏(53)からブレザーを贈られ「ずっとふわふわした気分で、今でも信じられない」と笑顔。野茂氏とは共通の個人トレーナーである大川達也氏のもとで合同自主トレを行い、現在も野球教室や野球大会を合同で開催するなど親交がある。

 野茂氏から「年は離れていますが、いい関係だと思います。一年、一日でも長く野球をやってほしい」とエールを送られた栗山は「これからも目の前の一打席に集中して、一本一本積み重ねていきたいと改めて強く思いました」と決意。その言葉に偽りのない活躍で、劣勢だった試合を引き分けに持ち込んだ。(花里 雄太)

続きを表示

2021年9月16日のニュース