DeNA・育成宮国の支配下登録を発表

[ 2021年8月30日 11:00 ]

DeNA宮国
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 DeNAは30日、元巨人の育成選手、宮国椋丞投手(29)と支配下契約を結んだことを発表した。背番号は65。

 同投手は昨オフに巨人から戦力外となり、3月に入団テストを受け育成選手契約を結んだ。28日に「最終テスト」のイースタン・リーグ巨人戦に先発し6回6安打無失点。同リーグ通算20試合4勝3敗1セーブ、防御率4・85となり、球団が先発としての実績を評価した。

 巨人で13年には開幕投手も務めた右腕は、3月の入団会見で「球団には感謝している。ここからはい上がり“打倒ジャイアンツ”で頑張ります」と話し、三浦大輔監督も「それは心強い。先発として期待したい」と話していた。

 今後は、まず1軍昇格と駒不足の先発ローテーション入りを目指す。調整が順調なら9月に5試合予定されている巨人戦で先発し、「打倒ジャイアンツ」を有言実行する可能性にも夢は広がる。

 ◇宮国 椋丞(みやぐに・りょうすけ)1992年(平4)4月17日生まれ、沖縄県出身の29歳。小学1年で野球を始め、糸満では1年秋からエース。3年夏は沖縄大会決勝で敗退。10年ドラフト2位で巨人に入団。3年目の13年に20歳では88年の桑田真澄以来の開幕投手を務める。1メートル86、88キロ。右投げ右打ち。

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2021年8月30日のニュース