ツインズ・マエケン 右肘トミー・ジョン手術覚悟「野球人生をより長く続けるため」

[ 2021年8月30日 02:30 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 右肘の手術を受けることが決まったツインズの前田がオンライン取材に応じ「これから先の自分の野球人生をより長く続けるために決断した。(日米通算)200勝の目標もある」とコメントした。

 テキサス州ダラスの病院での手術予定は9月1日。じん帯は断裂していないが執刀医の判断でリハビリに12~15カ月を要する「トミー・ジョン手術(肘のじん帯再建手術)」の可能性もある。それでも33歳は「来年も投げられないという覚悟で決断し、手術を受けようと思っている。今まで以上(の状態)に戻れるという言葉をもらった。年齢は関係ない」と前向きに語った。

 4月下旬から右腕に痛みを抱え「我慢して投げたら今年みたいな(不本意な)成績になる。逆にキャリアが短くなる」と説明。同手術の経験者であるパドレスのダルビッシュからも連絡をもらい「総合的な話を聞かせてもらった」と明かした。

 当面はダラスでリハビリに取り組む。「(投球ができない)来年は1Aから打者で始め、はい上がります」と冗談で締めた。

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2021年8月30日のニュース