DeNA 宮国を支配下登録 “最終テスト”28日2軍戦で6回零封と好投

[ 2021年8月30日 02:00 ]

DeNA宮国
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 DeNAが、育成選手の宮国椋丞投手(29)と支配下選手契約を結ぶことが29日、分かった。30日に発表される。

 宮国は通算21勝を挙げた巨人から昨オフに戦力外通告を受けたが、現役続行を希望。3月にDeNAの入団テストを受け、育成選手契約を結んだ。2軍戦で登板を続け、最終テストとなった28日のイースタン・リーグ、巨人戦では6回6安打無失点と好投。球団は先発としての実績も踏まえて評価し、この日、本人に通達した。

 宮国は3月の入団会見で「球団には感謝している。ここからはい上がり、“打倒ジャイアンツ”で頑張ります」と意気込み、三浦大輔監督も「それは心強い。先発として期待したい」と話していた。今後は1軍昇格と駒不足の先発ローテーション入りを目指す。9月には巨人と5試合組まれており、29歳右腕は古巣相手に先発し「打倒ジャイアンツ」を有言実行する。

 ◇宮国 椋丞(みやぐに・りょうすけ)1992年(平4)4月17日生まれ、沖縄県出身の29歳。小学1年で野球を始め、糸満では1年秋からエース。3年夏は沖縄大会決勝で敗退。10年ドラフト2位で巨人に入団。3年目の13年に20歳では88年の桑田真澄以来の開幕投手を務める。1メートル86、88キロ。右投げ右打ち。

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2021年8月30日のニュース