楽天・岸が3被弾で7敗目 石井監督は佐々木朗相手に序盤の好機で得点決めきれず嘆く

[ 2021年8月28日 21:39 ]

パ・リーグ   楽天1―5ロッテ ( 2021年8月28日    楽天生命パーク )

<楽・ロ17>選手交代を告げる石井監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天は2試合続けてわずか1得点に終わる拙攻で2連敗となり、2位ロッテとは1ゲーム差に離され、4位ソフトバンクには1・5ゲーム差に迫られた。

 先発した岸は今季自己ワーストの1試合3被本塁打など、5回5失点で7敗目(6勝)。後半戦は2試合続けて無失点で2連勝中だったが、精彩を欠いた。「悔やまれるのは3本のホームラン。連敗のできない大事な試合でこのような投球をしてしまい、申し訳ないです」と悔しがった。

 打線は9回に鈴木大の適時二塁打で1点を返し、零敗こそ免れたが時すでに遅し。石井監督は「なんとか序盤に1点を返していれば、また相手にプレッシャーをかけられたのかなと思う」と振り返った。初回はまだ制球の定まっていなかった佐々木朗相手に無死一塁からオコエが三ゴロ併殺。その後、2死一、二塁としたが岡島が空振り三振。2回は2死から2本の内野安打で一、三塁の好機をつくったが、小深田が空振り三振で、いずれも無得点に終わっていた。3回以降は5回まで、佐々木朗にパーフェクトに封じられた。

 この日は2番オコエ、6番鈴木大、7番・三塁で後半戦初スタメンの黒川と打線を一部入れ替えた。「茂木が出ない中でどう組むか考えて。走者を出して6、7番あたりに回るのがうちの打線の特徴。そこらへんが落ちていくことはないようにという、いろんな絡みがあった」と石井監督。「全体的に見れば、打線を組み替えたことがどうこうというより、もう少し早い回に1本しっかり出ていればまた違った展開になったと思う」と序盤の好機で決めきれなかった点を敗因に挙げた。

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