ビシエドが中日史上最強助っ人になった夜 球団外国人最多の通算450打点「1位になれたのはうれしい」

[ 2021年8月28日 05:30 ]

セ・リーグ   中日4ー1巨人 ( 2021年8月27日    バンテリンD )

<中・巨>勝ち星を挙げた中日・大野雄(左)と決勝打を放ったビシエドは、お立ち台でグータッチする(撮影・椎名 航)
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 竜の最強助っ人になった。中日・ビシエドが今季最多となる4打点を挙げて来日6年目で通算450打点とし、ゴメス(97~02年)の449打点を抜いて球団外国人選手の最多記録を更新。「一生懸命、毎日練習した結果。歴代のドラゴンズの外国人選手の中で1位になれたのはうれしい」とはにかんだ。

 初回無死満塁から山口のツーシームを右前に運び、チームにとって4試合28イニングぶり適時打で2点を先制。ゴメスの記録に王手をかけると、2回2死二、三塁ではフォークを中前へ運んで2点を加え、あっさりと単独トップに立った。

 全打点を稼ぎ、得点力不足に苦しむ打線で孤軍奮闘。与田監督も「日本にドラゴンズに溶け込んでくれて、よく頑張ってくれている」と賛辞を惜しまない。かねて国内フリーエージェント(FA)権取得を目標に掲げ、中日に骨をうずめる覚悟を見せる主砲。「明日も勝つ。どんな試合も勝利を目指して全力で戦う」と頼もしかった。

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2021年8月28日のニュース