すごいぞ阪神最年長40歳・糸井 プロ18年目、代打通算71打席目で初タイムリー「とにかく必死でした」

[ 2021年8月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4ー6広島 ( 2021年8月27日    マツダ )

<広・神>8回2死二、三塁、2点適時打を放ちベンチに向かってポーズを決める糸井(撮影・大森 寛明)
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 40歳が意地の一振りで劣勢の猛虎を鼓舞した。8回に阪神・糸井が代打で2点適時打。一時は1点差に詰め寄る快打でファイティングポーズを取った。

 「とにかく必死でした。何とかしたいという思いだけです」

 2死一、三塁で代打で打席に立ち、初球に一塁走者の熊谷が二盗を決め好機が広がった。広島のセットアッパー、コルニエルの剛球にも力負けせず、4球目の155キロ直球を捉えて詰まりながらも右前打。2者を迎え入れ、存在感を見せつけた。

 プロ18年目で意外な“初安打”だった。代打登場は通算71度目で実は初めての適時打。過去の2打点は、いずれも犠飛だった。今後も勝負どころでの代打が見込まれる中、健在を示した。

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2021年8月28日のニュース