近江が智弁和歌山にマスクを渡すファインプレー

[ 2021年8月28日 10:44 ]

第103回全国高校野球選手権準決勝   智弁和歌山―近江 ( 2021年8月28日    甲子園 )

<近江・智弁和歌山> 試合前、虹が架かる中円陣を組む近江ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 熱戦の中でコロナウイルス感染予防のファインプレーを近江が見せた。

 6回、智弁和歌山が2点を追加した攻撃中に3番・角井翔一朗が死球で出塁。代走でそのまま一塁ベースコーチに回った角井が、マスクを忘れたのに気づいた近江ベンチから、マスクが手渡された。

 受け取った角井はすぐに着けると、近江ベンチに2度おじぎして感謝を伝えた。期間中に2校がコロナ感染のため出場を辞退した大会で、これ以上の感染を抑えたい選手の思いがにじみ出ていた。

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