大阪大会・夏準優勝の興国 秋季大会の初戦は6回コールド発進 有岡―上田の継投でのノーノー達成

[ 2021年8月28日 15:14 ]

高校野球秋季大阪大会2回戦   興国10―0牧野 ( 2021年8月28日    会場非公開 )

秋季大阪大会の初戦で快投した興国・有岡優悟投手(興国高校提供写真)
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 今夏の大阪大会で準優勝した興国が、秋季大会の初戦を6回コールドで飾った。先発した有岡優悟投手と上田悠斗投手の両右腕が継投し、参考記録ながらノーヒットノーランを達成。1975年夏以来となる甲子園出場への第一歩を踏み出した。

 「有岡、上田の2人が公式戦の経験を積めたことは良かったです。夏の準優勝という重圧もあるのでしょうが、今回、主役となるのは新チームのメンバー。もっと良い表情をして野球ができるように、指導していきたいと思います」

 新チーム結成から1カ月足らず。喜多隆志監督は公式戦初戦の収穫と課題を口にした。夏は2番打者を務めた新主将の中村莞爾が初回先頭で三塁打。続く森田隆成の先制打を呼び込むと、2回には自ら適時打を放つなど打線をけん引した。

 「挑戦者の気持ちを忘れず、選抜を目指して戦います」

 指揮官はそう結び、快進撃を誓った。

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2021年8月28日のニュース