甲子園の決勝で“智弁対決”実現なるか 直近は19年秋の近畿大会で智弁学園が壮絶打撃戦制す

[ 2021年8月28日 05:30 ]

準決勝に備え、練習する智弁和歌山の選手たち
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 決勝での“智弁対決”なるか――。全国高校野球選手権大会で準決勝に勝ち進んだ智弁和歌山と智弁学園はそれぞれ大阪の枚方市内、堺市内で調整し、決戦に備えた。

 3回戦から登場した智弁和歌山は実戦勘が心配された中、準々決勝でも石見智翠館に9―1の快勝。3回戦で先発したエース右腕の中西聖輝は1球も投げず“温存”に成功した。中谷仁監督は近江の右腕二枚看板について「高校生ではなかなか打ち崩すのは容易ではないが、ドキドキよりワクワクの方が強い」と攻略を誓った。

 智弁学園は4試合を戦い、準々決勝では明徳義塾にサヨナラ勝ちと勢いに乗る。小坂将商監督は京都国際戦へ向けて左右の両エース・西村王雅、小畠一心と主砲・前川右京をキーマンに指名。準々決勝後に「ワクワクした気持ちで球場に入りたい」と話していた前川には先輩の岡本和真(巨人)を超える3発目の期待がかかる。

 直近の対決は19年秋の近畿大会準々決勝(智弁学園17―13智弁和歌山)の激闘。甲子園で実現すれば、02年夏の3回戦以来、19年ぶり2度目になる。

 ▽02年 選手権大会3回戦

智弁和歌山(和歌山)
 004 030 000―7
 000 000 021―3
智弁学園(奈良)

 (和)田林、滝谷―岡崎
 (智)田中、大橋―吹石

 ▽第84回大会3回戦(2002年8月18日)智弁和歌山7―3智弁学園 甲子園では春夏通じて唯一の“智弁対決”。智弁和歌山が3回2死満塁から岡崎祥昊の走者一掃の左翼線二塁打などで4点を先制。5回にも岡崎、西村裕治の連打で3点を追加し、田林正行―滝谷陣の継投で逃げ切った。智弁学園は2戦連続完封のエース・田中曜平が8回10安打7失点。終盤3点の反撃も及ばなかった。智弁和歌山・高嶋仁監督(現名誉監督)は01年春まで同校の部長を務めていた智弁学園・林守監督(現京都文教監督)との師弟対決に勝利。決勝まで勝ち進み、明徳義塾に2―7で敗れて準優勝だった。

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