巨人・戸郷、63日ぶり白星ならず 8回2安打1失点好投も打線が12三振で援護できず 1―1引き分け

[ 2021年8月28日 17:09 ]

セ・リーグ   巨人1―1中日 ( 2021年8月28日    バンテリンD )

<中・巨19>力投する戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。8回2安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、6月26日のヤクルト戦(神宮)以来63日ぶりとなる今季9勝目を手にすることはできなかった。

 戸郷は初回を3者凡退と好発進したが、2回、先頭の主砲・ビシエドに投げた高めスライダーを右中間スタンドに16号ソロとされて失点。序盤で先制を許した。だが、3回から7回までは安打を許さず、2四球を与えるも二塁進塁を許したのは6回の一度だけ。結局、8回までに9三振を奪い、2安打1失点と好投したが、打線が6安打12三振と援護できなかった。

 戸郷は後半戦初登板となった15日の中日戦(東京D)で4回まで完全投球を見せながら5回に初安打を許すと連打で失点、さらに3連続四死球と乱れて2失点で降板。勝利投手の権利まで「あと2人」でリーグトップタイとなる今季9勝目を逃した。それから中5日での登板となった21日のDeNA戦(東京D)は6回まで2安打1失点好投も1―1と追いついてもらった直後の7回途中に2失点して降板。今季5敗目を喫していた。

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