巨人・原監督「そうそうそうそう」と中島称える 「丹田のところでボールを捕まえにいくような感じで」

[ 2021年8月28日 17:56 ]

セ・リーグ   巨人1―1中日 ( 2021年8月28日    バンテリンD )

<中・巨19>交代を告げる原監督(撮影・椎名 航)
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 巨人は1―1で中日と引き分け、3試合ぶりの白星をつかむことはできなかった。

 2連敗中だった先発右腕・戸郷が2回にビシエドへ投げた高めスライダーを右中間スタンドへ16号ソロとされて先制を許したが、5回までこの1安打のみの1失点と好投。すると、打線は6回、2死満塁から大城が左前適時打を放って1―1の同点に追いついた。戸郷はその後も好投を続け、結局、8回で108球を投げて9奪三振、2安打1失点の好投。だが、打線が相手先発右腕・柳に6回まで9三振を喫するなど、最後まで6安打12三振と奮わなかった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は、しぶとく追いついた打線について聞かれると「まあ、まあ、1―1というね。しかし、ここぞという場面でボール球を振っているケースがあるね。ああいう場面で、プレッシャーのかかる場面でストライクをスイングできるようにしないといけませんね。そういうところですね」と苦言まじり。

 6回2死一、二塁で10球粘って四球を選んで満塁とし、続く大城の同点打を呼び込んだベテラン中島について「そうそうそうそう。ああいうものが今、打者にとって一番重要なね。やっぱりこうボール球を振っちゃうと重心が上がっちゃうというかね、丹田(たんでん)のところでボールを捕まえにいくような感じでいかないとね。そういうところを明日からまただね」と話した。

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