ついに甲子園決勝で「智弁」対決! 02年の聖地初対決は和歌山が勝利 直近の近畿大会は奈良に軍配

[ 2021年8月28日 14:00 ]

2002年の第84回全国高校野球選手権で、智弁学園対智弁和歌山が実現。試合終了後、健闘をたたえ合う両校ナイン
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 第103回全国高校野球選手権大会の第14日は28日、甲子園球場で準決勝が行われ、第2試合では智弁学園(奈良)が3-1で京都国際(京都)を破り、初の決勝進出を果たした。

 先に29日の決勝進出を決めていた智弁和歌山とは、02年の第84回全国高校野球選手権大会の3回戦以来、2度目の聖地での姉妹校対決となる。

 【智弁対決VTR】
 ▽3回戦
智弁和歌山(和歌山)
 004 030 000|7
 000 000 021|3
智弁学園(奈良)
 (和)田林、滝谷―岡崎
 (智)田中、大橋―吹石

 84回大会の激突では、智弁和歌山が7―3で智弁学園を破った。智弁和歌山が3回2死満塁から岡崎祥昊の走者一掃の左翼線二塁打などで4点を先制。5回にも岡崎、西村裕治の連打で3点を追加し、田林正行―滝谷陣の継投で逃げ切った。智弁学園は2戦連続完封のエース・田中曜平が8回10安打7失点。終盤3点の反撃も及ばなかった。智弁和歌山・高嶋仁監督(現名誉監督)は01年春まで同校の部長を務めていた智弁学園・林守監督(現京都文教監督)との師弟対決に勝利。決勝まで勝ち進み、明徳義塾に2―7で敗れて準優勝だった。

 直近の対決は19年秋の近畿大会準々決勝。智弁学園が17―13で智弁和歌山を破り、激闘を制している。リベンジか、返り討ちか、今回の両校の激突に注目が集まりそうだ。

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2021年8月28日のニュース