ロッテ 3連勝飾り今季最多貯金6 地元・東北初登板の佐々木朗が5回無失点で2勝目

[ 2021年8月28日 21:03 ]

パ・リーグ   ロッテ5ー1楽天 ( 2021年8月28日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>3回2死、島内から三振を奪い雄叫びを上げる佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 2位ロッテは28日、敵地で3位楽天を5―1で撃破し3連勝。44勝38敗14分けで今季最多の貯金6とした。先発の佐々木朗希投手(19)は5回3安打無失点と好投で2勝目。打線の援護にも後押しされ、5月27日阪神戦以来5試合ぶりの白星を手にした。

 打線は初回、荻野貴が7号ソロとなる先頭打者弾。楽天先発・岸の2球目、甘く入った142キロのストレートを見逃さずジャストミートし、左翼スタンドまで運んだ。さらに1死一、三塁からレアードの右犠飛により加点し、2点を先制。2回は1死一、三塁から荻野貴がピッチャー強襲の適時内野安打で追加点。3回にはレアードの20号ソロも飛び出し、3連勝中の岸から4―0とリードを奪った。

 対楽天戦初登板となった佐々木朗は初回、2回と走者を背負いながらも粘りの投球。初回は2死一、二塁で岡島を154キロのストレートで空振り三振。2回は2死一、三塁から小深田を138キロのスライダーで空振り三振に打ち取り、序盤のピンチを無失点で切り抜けた。

 3回以降は安定感抜群の投球を披露し、5回まで3イニング連続3者凡退に抑え降板。打線も5回、マーティンが22号ソロを放つなど加点。中継ぎ陣もハーマン、鈴木が無失点リレー。9回は4番手・小野が1失点するも、チーム一丸で佐々木朗の楽天戦初登板初勝利を後押しした。

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