“ボンバーマン青年”坂本に芽生えた代表の自覚…「静かにしろ!」“内海爆弾”爆発事件

[ 2021年7月29日 05:30 ]

東京五輪第6日 野球1次リーグA組   日本4ー3ドミニカ共和国 ( 2021年7月28日    福島県営あづま球場 )

<日本・ドミニカ共和国>9回、中越えのサヨナラ適時打を放った坂本
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 【Hero's File】坂本らしい、国際大会の苦い思い出が「ボンバーマン」。キャラクターを動かしながら爆弾を配置するゲームである。自身初の国際大会だった13年WBCのこと。まだ24歳と若く、日の丸を背負う重圧とは無縁だった。

 移動時はバスの後部座席に同学年の前田(現ツインズ)らと集まり、同ゲームをするのがブームだった。「爆発」が起こると大騒ぎ。見かねた内海(現西武)が後部に来て「みんな寝てるんやから静かにしろ!」と爆発した。巨人の先輩である左腕に怒られたのは、後にも先にもこの一度だけ。坂本は「ガチ切れされて、あれは怖かった」と回想する。

 やんちゃな青年は8年がたち、当時30歳だった内海と同年代の32歳で東京五輪を迎えた。チーム最年長。国を代表する責任感とも戦っている。19年の「プレミア12」では三塁起用案もあった。巨人では不動の遊撃手だが「サードと言われたら全力でトライする」と自己犠牲もいとわない精神が、坂本が大人になったことを証明する。

 大事な初戦でサヨナラ打。喜びを「爆発」させたナインのど真ん中で、少し控えめな笑顔だった。(巨人担当・神田 佑)

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