DeNA育成の宮国、楽天戦で異例の先発へ

[ 2021年7月29日 10:00 ]

DeNA宮国
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 元巨人でDeNA育成契約の宮国椋丞投手(29)が、8月1日の「エキシビションマッチ」楽天戦(楽天生命パーク)で先発することが29日、分かった。

 宮国は昨季限りで巨人を戦力外となり、3月に入団テストを受けて育成契約を結んだ。イースタン・リーグでは17試合30回2/3を投げ2勝3敗1セーブ、防御率5・68。先発、中継ぎのフル回転が認められ、後半戦の戦力を見極める重要な時期に、球団では異例の「育成選手1軍抜てき登板」をつかみとった。

 三浦監督も「イニングはまだ確定していない。いろいろ見ている段階だが、どういう投球をするか楽しみ」と期待する。右腕が御前投球で好投すれば、リーグ後半戦での先発陣入りを見据えた支配下登録へ一歩前進することになりそうだ。

 3月の入団会見では「球団には感謝している。ここからはい上がり、打倒・ジャイアンツで頑張ります」と意気込んだ宮国。真夏の仙台で背番号106が絶好のチャンスをつかみ取ろうとしている。

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2021年7月29日のニュース