横浜・村田監督 夏“結実”男泣きV「やっと一歩目が踏み出せた」

[ 2021年7月29日 05:30 ]

全国高校野球選手権神奈川大会決勝   横浜17ー3横浜創学館 ( 2021年7月28日    保土ケ谷 )

<横浜・横浜創学館>ベンチから横浜ナインに指示を出す村田監督(撮影・島崎忠彦)
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 校歌が流れると、涙腺が崩壊した。横浜・村田浩明監督は「苦しかったので…。秋、春に負けて得るものがあった。やっと一歩目が踏み出せた」と声を詰まらせた。

 5回まで毎回の15得点。最後まで攻撃の手は緩めず、7回にはスクイズで追加点を奪った。24安打で17得点。3年ぶり19度目の甲子園出場を決めた。5安打を放った4番・立花祥希(3年)は「つないでいくことができた」と胸を張った。

 OBで昨年4月に就任した村田監督は楽天・涌井とバッテリーを組み、2年時の03年センバツで準優勝。時間厳守、あいさつなど私生活の改善から手をつけた。「カジュアルミーティング」と呼ばれる1分程度の話し合いでコミュニケーションを図り、寮には1年生を多く入れ、競争意識を植え付けた。

 9回2死無走者の場面で調子が上がらなかった金井慎之介(3年)をマウンドに送り、胴上げ投手にした。厳しさの裏にあるのは親心。金井は「怒ってくれたり優しくしてくれたり、お父さんのような人」と涙ながらに感謝した。(川島 毅洋)

 ◇村田 浩明(むらた・ひろあき)1986年(昭61)7月17日生まれ、神奈川県出身の35歳。横浜では2年春に甲子園準優勝、主将を務めた3年夏は甲子園8強。日体大卒。13年から白山の監督を務め、20年4月に横浜の監督に就任。保健体育科教諭。

 ▼楽天・涌井(04年度卒)3年生は楽しんで、1、2年生は連続で行けるように甲子園で成長してください。最近は横浜らしい野球を見られていないので元祖・横浜野球をまた全国で見せてください。頑張れ村田!

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