ヤクルト・小川 自身初の開幕4連勝!「攻める投球」で6回2失点 リーグ単独トップ

[ 2020年7月19日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―4広島 ( 2020年7月18日    マツダ )

<広・ヤ>ヤクルト先発の小川(撮影・奥 調)
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 ヤクルト・小川が勝てる投手に必要な嗅覚を発揮し、リーグ単独トップの4勝目を挙げた。5回に味方が3点勝ち越し、その裏。「ここがポイントになる」。気持ちと体のギアを一段階上げた。堂林を遊ゴロとし、鈴木誠、松山を連続三振。この日初めての3者凡退をクリーンアップから奪い、自身もチームも勢いづいた。

 「5回は攻める投球ができた。石川さんが抜け、果たすべき役割は大きい。責任感を持ってやる」。開幕投手を争った石川が上半身のコンディション不良で15日に登録抹消された。負ければチームは今季初の3連敗となるところ、6回2失点と粘った。開幕4連勝はプロ8年目で初めて。「油断せず、浮足立たずにやりたい」。昨季5勝に終わった右腕の再生へ、上々の滑り出しとなった。(後藤 茂樹)

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2020年7月19日のニュース