安積黎明 序盤で勝負決めた、4番・竹石先制打 チームの「朝食共有」でパワーアップ

[ 2020年7月19日 20:03 ]

福島2020夏季高校野球大会2回戦   安積黎明8―5南会津 ( 2020年7月19日    あいづ )

<安積黎明・南会津>先制打にガッツポーズの安積黎明4番・竹石
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 福島・安積黎明が2回までに5得点と流れをつかみ、最後まで貯金を守り切って南会津を8―5で下した。初回に無死満塁から4番・竹石成希(3年)が中前適時打で先制すると、2回にも四球と連打で5―0。中盤にも3得点を追加し、追い上げる南会津を振り切った。

 「朝食共有」でパワーアップした。普段から管理栄養士の指導を受け、各自に合った栄養素をバランス良く取り入れるなど食トレに力を入れるチーム。約2カ月の休校期間中もその手を緩めることはなく、グループLINEで全員が朝食を撮影して全体に送信し合った。

 バランスは良いか、量をしっかり摂っているかを助言し合って管理を徹底。自主練習で走り込みなどのトレーニングを続けながらも、3キロ以上体重が増えた部員もいた。

 さらに共有するのを朝食にしたことで、登校がなく緩みがちな生活を正す効果も発揮。竹石は「休校明けでもだらけた空気はなかったし、パワーがついて打てる打者が増えた」と効果を実感。25日の白河旭戦に向け「スタミナも自信が出たので、最後まで攻撃を緩めずに戦えるようにもう一度、気を引き締めたい」と語った。

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2020年7月19日のニュース