日本ハム・杉谷 2安打2打点奮闘 石橋貴明歌う新登場曲で初安打、大先輩に感謝

[ 2020年7月19日 21:06 ]

パ・リーグ   日本ハム9―2ロッテ ( 2020年7月19日    札幌D )

<日・ロ>3回無死一、三塁、先制の適時打を放つ杉谷(撮影・高橋茂夫)
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 今季2度目の先発出場を果たした日本ハム・杉谷が2安打2打点と奮闘した。

 3回に先制の右前適時打を放つと、5―0の6回2死満塁では押し出し死球。よけた右足裏に当たった瞬間に「ヨッシャー!」と叫んだ声が球場中に響き「痛みはなく喜びを感じていた」と笑った。

 14日のロッテ戦から帝京の大先輩で、タレントの石橋貴明が歌う登場曲を使用。しかし、その後安打は生まれずこの日が登場曲変更後の初安打となった。「石橋さんが僕のためだけに時間をかけて作ってくれたので、何とかそれに応えようという気持ちで打席に立っている。1打席目からヒットという形につながっていい1日になった。格好いい曲を作っていただいて、きょうは(帝京)魂を見せることができました」と大先輩に感謝した。

 栗山監督も杉谷の活躍がうれしかったのか、試合後は杉谷をイジリ倒した。2番で機能した見事な働きに「私にとってのスペシャルウエポンなので」と上機嫌。「河野投手の質問に戻るんですが」という記者の質問に「杉谷には戻らないの?スペシャルウエポンなのに」と笑いを誘った。それだけでなく「杉谷のことを書いてやってくれよ。あいつ、自分で(SNSに)書いてるから。今日は(SNSの)発信禁止って言っておいてくれよ!人に書いてもらうのが我々の仕事だから」と最後まで杉谷をいじっていた。

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2020年7月19日のニュース