広島は月間防御率5・72 床田は自己ワーストの11被安打

[ 2020年7月19日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4-9ヤクルト ( 2020年7月18日    マツダスタジアム )

<広・ヤ(4)>5回途中、降板する床田(右) (撮影・奥 調)
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 広島・床田は4年目で自己ワーストの11被安打と崩れて、今季最多の借金4に逆戻りした。

 初回先頭から4連打で先制点を献上。初回失点は今季4試合で3度目を数え、課題の立ち上がりでつまずいた。同点の5回1死二塁では連続四球で満塁を招き、西浦とエスコバーに連続適時打を浴びて降板。毎回被安打で4回1/3、5失点に沈み、「厳しいところでカウントを取れないと今日みたいになる。粘れないと勝てないし、信頼もされない」と肩を落とした。

 先発事情は苦しい。ドラフト1位・森下はコンディション調整中で、K・ジョンソンは再調整で降格。16日には今季初のブルペンデーを採用するなど先発ローテーションの谷間が生まれている状況で、2軍の先発候補である野村、アドゥワも振るわない。

 佐々岡監督は「下に(候補が)なかなかいないからね…」と床田に次回も登板機会を与える方針。「逆転のカープ」を呼び起こすには、リーグワーストの月間防御率5・72の改善が求められる。(河合 洋介)

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2020年7月19日のニュース