京都成章 11安打9得点猛攻で3回戦進出 山内が流れ引き寄せる一発「とてもいい気持ち」

[ 2020年7月19日 11:59 ]

令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会2回戦   京都成章9―2京都両洋 ( 2020年7月19日    わかさスタジアム京都 )

<京都両洋・京都成章>3回戦進出を決め、笑顔の京都成章ナイン
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 京都成章が11安打9得点の猛攻で3回戦進出を決めた。3点リードの6回。「7番左翼」で先発出場した先頭打者の山内翔喜外野手(3年)が真ん中に入った直球を捉え、右翼フェンス奥の外野席に公式戦初アーチを放った。2回までに5点を奪うも、その後は追加点を奪えずにいたチームに大きく流れを引き寄せる一発となり「とてもいい気持ち。わかさスタジアムで打てたのはいい思い出になります」と笑った。

 今大会は新型コロナウイルス感染防止の観点から特別ルールとして7回制を導入している。松井常夫監督は「5回以降の終盤の戦い方が勝利のカギを握る」と分析。山中の本塁打から息を吹き返した打線は7回に4点を奪って圧勝しただけに「山中の一本がなかったらどうなっていたか。本当に大きかったですね」と称えた。

 3回戦の相手は今秋ドラフト候補の早(はや)真之介外野手(3年)と釣寿生(つり・じゅい)捕手(3年)率いる京都国際だ。昨夏準優勝の強豪との対決に指揮官は「うちは力のあるチームと戦う方が燃える。いいゲームをしたい」と闘志を燃やした。

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2020年7月19日のニュース