日本ハム・吉田輝 2軍戦で3回無失点、母校・金足農の代替大会奮闘称える

[ 2020年7月19日 19:27 ]

イースタン・リーグ   日本ハム5―6DeNA ( 2020年7月19日    鎌ケ谷 )

イースタン・リーグのDeNA戦(鎌ケ谷)で3回無失点と好投した日本ハム・吉田輝(撮影・花里 雄太)
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 2018年の日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(19)が19日、イースタン・リーグのDeNA戦(鎌ケ谷)に先発。3回を投げ、毎回の5奪三振で無安打無失点に抑えた。

 この日の最速は146キロを計測し、許した走者は四球の一人だけという完璧な内容。習得中のフォークでも2三振を奪い、「真っすぐもフォークもよかった。だいぶ感覚がいいですね」と笑顔を見せた。

 一昨年の夏、秋田・金足農のエースとして甲子園で準優勝を果たしてから早2年、母校の後輩たちは選手権の代替大会に挑んだが、10日の明桜戦に敗れ、高校野球生活を終えた。

 甲子園を目指すことができなかった特別な夏。それでも右腕は後輩たちのことを気に掛けていた。同級生と連絡を取りあい、試合の情報を収集。「普通の大会と同じくらいとか、それ以上に気合が入った試合運びだったと聞いた。甲子園は大事ですけど、試合に勝ちたいという思いと、勝つために練習してきた成果はしっかり出せていたと思う。選手たちのメンタルもすごいなと思います」と後輩たちの奮闘を称えていた。

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2020年7月19日のニュース