瀬田工・小辻が完投勝利 プロ4球団視察の前で圧巻13K

[ 2020年7月19日 11:50 ]

令和2年度夏季滋賀県高校野球大会 1回戦   瀬田工5―1国際情報 ( 2020年7月19日    皇子山 )

<国際情報・瀬田工>先発し力投する瀬田工・小辻鷹仁
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 最速147キロ右腕で今秋ドラフト候補の瀬田工・小辻鷹仁(たかと)投手(3年)が先発し、8四球を与えながら2安打13奪三振で完投勝利。阪神などプロ4球団が視察する前で、今年初の公式戦を順当に勝ち上がった。

 「序盤は球が走っていたけど、中盤に足の疲れがきてストライクが入らなくなったので、次回までに修正したいと思います」

 2回まで6つのアウトのうち5つを三振で奪う上々の立ち上がりも、5―0の4回2死走者なしから四球に暴投が絡んで無安打で失点。8回には足をつるアクシデントにも見舞われたが、9回は「全て三振を取ろうと思っていた」とギアを上げ、最後の打者こそ右飛となったが2三振を奪って締めくくった。この日は最速145キロを計測。特に外角低めの直球がさえた。

 西武の潮崎哲也編成グループディレクターも「体が強そうだし、根性もありそう」と将来性を高く評価。次戦以降へ向け小辻は「体が開いてしまって抜け球が多かったので、修正したい」と課題を口にした。

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2020年7月19日のニュース