岩倉の4番岡島 公式戦初アーチが今大会1号「凄くうれしかった」

[ 2020年7月19日 05:30 ]

東東京大会1回戦   岩倉9―0都三田 ( 2020年7月18日    神宮 )

<三田・岩倉>4回1死二塁 右前適時打を放つ岩倉・岡島。初回には先制の右越え3ランを放った(撮影・久冨木 修)
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 岩倉(東東京)の4番・岡島弘明(3年)が東東京大会1号を放った。初回に先制の右越え3ランを放ち、2安打4打点で7回コールド勝ちに貢献。公式戦初アーチをマークした内野手は「先制点が欲しかった。打てて凄くうれしかった」と喜んだ。

 愛知県出身で中学時代は愛知瀬戸ボーイズでプレー。寮生活で自立したいと岩倉に進学した。1年秋からベンチ入りもレギュラーは今夏が初めて。「なかなか(試合に)出られず親に申し訳ないと思っていた」。それでも長打力が評価され、コロナ禍による自粛明け後の練習試合から4番を任され「力がついた。今日はそれを実感できた」と胸を張った。

 東京の球児の聖地である神宮。同じ左打者で憧れのヤクルト・村上の本拠地でアーチを描き、「神宮で試合に出ることを目標にしていた。そういう意味でもうれしい」と喜んだ。 (松井 いつき)

 ≪感染防止策徹底≫雨の影響で西東京が全て中止となる中、開幕した東東京は都の感染者が連日200人超の状況で防止策を講じた。一般客は入れず、スタンドには3年生部員の家族と控え部員のみ。声を出す応援は避け、好プレーに拍手が送られた。東京都高野連の武井克時理事長は「東京の情勢は不安だが、できる限りの対策をしてやりたい」と話した。

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2020年7月19日のニュース