中日・石川昂　ほろ苦い聖地凱旋　昨春選抜以来の甲子園で4打席凡退

セ・リーグ   中日3－8阪神 （ 2020年7月18日    甲子園 ）

＜神・中（5）＞　9回1死、空振り三振に倒れ無安打に終わった石川昂（撮影・大森　寛明）
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　中日のドラフト1位・石川昂が3試合ぶりに先発出場し、4打数無安打に終わった。

　東邦のエース兼主将として昨年の選抜で全国制覇して以来、プロ入り後初めての甲子園で快音は響かなかったものの「ヒットを打つことはできませんでしたが、積極的にプレーすることはできました」と前を向いた。

　一方、守備では安定感を披露。甲子園でのナイターは初体験で、三塁を守ったのも高校時代は「4イニングぐらい」としながらも、4回に大山の三塁線の鋭いゴロを素早い身のこなしで捕球して一塁転送するなど、5度の打球処理を無難にこなした。

　12日の広島戦でプロ初安打となる二塁打を放って以降、12打席連続無安打と壁にぶち当たっているが「次はヒットを打ちたいですし、チームの勝利に貢献したい」とめげるつもりはない。